読んだり
先月はやたらと忙しかった気がするんですが、いつの間にか夢中になって読んだ本はこれ。
・「ふたりの証拠」アゴタ・クリストフ
「悪童日記」の続編。一作目はまさに日記な体だったのですが、これを読んで一行目からもうビックリ。普通の小説になってるのです。双子の名前も普通に出てきます。
ちょっとガッカリしながら読み進めたんですが、なんのその。一作目にも負けず劣らず面白かったです。
いやー、良かった。二作目はこちら側に残った片割れが主人公で、彼を取り巻く色々な人が出てくるんですが、他人と関わることでより一層際立つ双子の孤独さ。感情を排他した感じ。よく出来た作品です、本当に(物凄く偉そうですが)
そしてラストで残される謎。次巻へ巧みに誘導されます。読み終わってすぐ三作目を買いに行きました(笑)でも三作目で終わりかと思うと読むのが勿体ないな。
- 作者: アゴタクリストフ,Agota Kristof,堀茂樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/11
- メディア: 文庫
- 購入: 38人 クリック: 327回
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・「青空エール18」河原和音
純粋な少女漫画としてはもう数少ない購入している作品。あまりにもピュアでいいです。そして何よりも部活頑張っている。恋愛しかしないマンガにはもうあまり興味ないのです…。
この巻で大介くんの部活が終わるのですが、部活がなくなってもやはり大介くんはイケメンです。良い男度めちゃ高いよ、大介くん。
つばさもどんどん強くなっていくので見ていて素直に応援できます。
でももう18巻なのか…いつの間に…
そして『まれ』。私としては断然、絶対、迷うことなく大輔なので、まれが圭太にいった時は「あああああ大輔だろー!大輔可哀想!大輔だろー!!」といっそ観るのを辞めようかと思ったくらいでしたが(笑)、最近の圭太の空回り振りも少々可愛く見えてきました。絶対付き合いたくないタイプですが。
そして新人の不器用っぷりはちょっとやり過ぎな気も…。面白さも微笑ましさも超えた恐怖の不器用っぷりで、何もそこまで…だってお菓子作りが好きって言ってたじゃん、あんなん家でも作れないタイプの不器用だろ…と。
そしてまだまだ波乱がありそうですね、まぁまだ終わらないし。
うちの母はまれは最終的にタカシ(漢字わからない…)とくっつくんではないか、と予想しております(笑)私は大輔がいい…(笑)
しかし何よりも能登に残ってる坊主の彼(もう名前すら忘れた)が少しでも幸せになってくれたらと思う。あの子なんか可哀想過ぎるよ(笑)
あと最近マッツ・ミケルセンが自分の中で超加速度でグイグイ来てて困ってます。
まだ『ハンニバル』は観てないんですが…。観たらえらいことになるかもしれん…。
救いなのはマッツ・ミケルセンの他の出演作が全然私の好みではないこと。何1つ惹かれなくていっそ笑えた(笑)
しかしお兄さんのラールス・ミケルセンもなかなか堪らない…。
2人ともアラフィフというズバリなところでもう堪らないのです…本当にもう…。
今私のAmazonカートにはある物が入っています…近いうちにポチッとするかもしれません…。