忘れることに備える記録

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リトルプリンス 星の王子さまと私

THE LITTLE PRINCE

2015年制作・公開 フランス 107分

監督:マーク・オズボーン

キャスト:ジェフ・ブリッジスレイチェル・マクアダムスポール・ラッド、バッド・コート

母親の言う通りに、いい学校に入るべく必死で勉強する少女の隣家には、昼間は裏庭にある破損した飛行機を修理し、夜は望遠鏡で空を見ている老人が暮らしていた。

引っ越してきて以来彼のことが気になっていた少女は、ある日母親に黙って老人と接するようになる。

若かった時代に飛行士だったという老人は、かつて不時着した砂漠で出会った男の子の思い出を語りだすが… 

 


映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』予告編 日本語吹き替え版 - YouTube



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※個人的な気持ちでネタバレ無しでダラッと書きます。

 

 

先週はもう意味がわからないくらい仕事が忙しくて映画を観てもなかなか書けず。

あ、忙しかったのと、あとデレアニをDVDで観てたからかも…

初めてこういうのに微ハマりしてまして。

って言っても私の推しメントップ2はアニメに出てきてないんですが…2期には出てくるのかな?

とりあえずアニメではきらりと武内Pが堪らないです。ボーナスが出るからって購入までいかないよう自分にブレーキをかけたいと思います…

 

ってことで観て1週間くらい経つ『リトルプリンス』を。

昔から大好きなサン=テグジュペリの『星の王子さま』が映画化ってことで「これは観に行かなくては!」と一種の使命のように感じていた作品。

でも大好きだからこそ「どうかなー」って気持ちもあったんですが、良かったです。

本当に良かったです。

おじいさんのお話の中の王子さまが久々に会った懐かしい友達のような気分になるくらい可愛くて、もう昔から思ってた通りの王子さまがそこにいて。

キツネもヘビもバラも、もうそのままでした。それだけでも満足です。

しかし勿論それだけじゃない。

原作を踏まえた上できちんと新しく話が展開されていて、それがたとえ予想がつくものだとしても大満足でした。

まぁ『フック』のような展開はある意味「そうきたかー」って感じでしたが。

あ、『フック』は大好きです。小学生の頃からよく家族で観た1本です。

 

で、『リトルプリンス』ですが、私は原作のファンで何度か繰り返し読んでいるのですが、未読の方は楽しめるのか…どうなんですかね。

おじいさんのお話の中は原作に忠実に作ってあるんですが、やっぱ端折ってもあるんで。

まぁ読んでないと楽しめないってことはないと思います。

原作ファンとしては観賞前でも観賞後でもいいんで是非原作を読んでいただきたいです。

私は中学生くらいに初めて読んだんですが当時はイマイチ理解できなくて、でも所々心に残る言葉があって。

その後高校生、大学生と大きくなるにつれ物語から感じるものが変わっていき、その度にどんどん自分の中の大切な一冊になっていきました。

哲学的なことが書いてあるんですが、押しつけがましくないというか…

 

原作も含め『星の王子さま』は個々感じることが違っていいと思うし、そこに感じたものは心の隅にそっと置いておいていいものだと思うので今回はネタバレとか感想ってものは省略します。

とりあえず『星の王子さま』に老人が入るなんて、そんなん私はもう好きになるしかないし泣くしかないのです(笑)

私は字幕で観たんですが、レンタルが出たら今度は吹替でもう1回観たいな。