フォーン・ブース

PHONE BOOTH

2002年制作　アメリカ　81分

監督：ジョエル・シューマカー

キャスト：コリン・ファレル、フォレスト・ウィテカー、ラダ・ミッチェル、ケイティ・ホームズ、キーファー・サザーランド

マンハッタン、タイムズスクエア。自称一流のパブリシスト、スチュは、今日もアシスタントを従え、携帯電話からクライアントや業界に口八丁でビジネスをまとめ上げている。

そんな彼はアシスタントと別れた後、１台の電話ボックスに立ち寄り、結婚指輪を外してクライアントの新進女優パメラに電話を掛けた。スチュは彼女をモノにしようとしていたが、上手くいかずに受話器を置く。その刹那、今使っていた公衆電話のベルが鳴り、思わず受話器を取ってしまうスチュ。すると電話の主は”電話を切ったら殺す” と脅迫してきたのだった。

ってことで借りてきたよ、１シチュエーションムービー。『エグザム』を借りようと思ってたのに借りられてた…。まさか今『エグザム』を借りている人がいるとは思わず…なんてタイミングだ…。

ってことで『フォーン・ブース』を観ました。

サスペンス調の１シチュエーションムービーとしてはよく出来ていました。時間の問題もあるのかもしれないけど、物語としては「うーん」って部分もそこそこ。 それなりにハラハラしたし、マルチスクリーン(とは違うのか)的な画面の使い方もなかなか面白かったし、観終わった後に「なかなか」と思うんだけど、如何せんストーリーの部分が弱いかな。

でも良作として名前が残るのには納得。よく出来てると思います。

個人的にはフォレスト・ウィテカーが良かった。『大統領の執事の涙』も気になってて何度も手に取ってるんだけど何故かいつも置いてきてしまう…。そのうち、そのうち借りてこよう。

《トレーラー》 フォーン・ブース - YouTube

以下ネタバレあり

１つの電話ボックスで繰り広げられる80分のドキドキハラハラサスペンス。この通話相手は誰だ！って感じの話。

１シチュエーションで80分魅せるっていう点ではすごく良く出来ていると思います。

でも背景がぼんやーりしてる感じ。

犯人が自分を正義の処刑執行人で世の悪を成敗する！と思っているのはわかるんだけど、その背景がわからない。スチュが狙われた動機も弱いと思わざるを得ない。そしてあれで解決っていうか「よし」とするのも納得できない。

うーん…

個人的に、その業界の人には申し訳ないと思うんだけどああいう職の人ってあれを「嘘八百」って言うか、ああいう仕事でしょ。ああ出来るから仕事が出来るっていうんじゃないのかなって。私としてはスチュいい仕事するなーって思っていたよ。まぁケリーとパメラのことはアレかもしれないけど、まだ未遂だからいいじゃないかなって思ったり…。

うーん…

いや、面白かったんだけど、なんか惜しい。

まぁストーリーを求めなければいいんだけどね。

個人的にはそこそこ満足でした。

10日で撮ったとは思えないし、むしろよく10日で撮ったよね。メインの公衆電話のシーンはタイムズスクエアではないらしいですが。

とりあえずこの作品の見どころはキーファー・サザーランドですね(笑)

それにしても今月は忙しくて全然映画館に行けない…まぁ特別観たい！って作品はそんなになかったけども…。

映画館に行きたい。無性に行きたい。来月は…来月は行こう。

とりあえず朝ゆっくり寝たい。10時くらいまで寝たい…

なんか心が癒される映画観たいな。今回そういう作品借りてこなかったけど…失敗したな。もっかい『シンプル・シモン』観たい。買おうかな…

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