グッバイ・アンド・ハロー ~父からの贈り物~
GREETINGS FROM TIM BUCKLEY
2012年制作 2014年日本公開 104分
監督:ダニエル・アルグラント
キャスト:ペン・バッジリー、イモージェン・プーツ、ベン・ローゼンフィールド、ノーバート・レオ・バッツ、フランク・ウッド
1991年ニューヨーク。
24歳の無名のミュージシャン、ジェフは、顔を合わせたことがほとんどない父ティム・バックリィの追悼コンサートに招待される。
コンサートまでの間、ジェフは亡き父の存在や自己喪失感に苦悩するが、勇気を振り絞ってステージに立つ。
父の曲を披露したジェフの歌声は、オーディエンスの心を揺さぶり…
※ジェフ・バックリィのことを知らなさすぎるというのもあり、感想にすらなっていないかもしれないですが適当に思ったまま書いています。
映画『グッバイ・アンド・ハロー ~父からの贈りもの~』予告編 - YouTube
ジェフ・バックリィは名前は知ってるけど、曲は知らないなーって感じの存在です。
なのに何となく気になったのでレンタル。
やっぱそれなりにでも知ってないとダメですかね。なんかティム・バックリィの曲をひたすら聴かされたような感覚。
ドラマとしては…やっぱジェフ・バックリィのことしらないからかな、なんか気持ちの変化にイマイチついていけなかったりしながら…でも恋愛的な面ではちょっと面白かった。プラトニックというか、進展しているのかどうなのか…っていうかジェフの気持ちの問題の方が大切というか、それをまず解決しない限りジェフはきっと前に進めない人だったので、恋愛が優先事項ではないというか。
父親の愛を感じることができず、他人に対する不信感っていうのかそういうのを感じていたのかな。でもそんな父親の追悼ライブには出演しようと思う辺り、まだ何かを期待していたのか。期待って言う言葉が正しいかはわからないけど。
そして父親が自分のことを想っていてくれたことを知ってカタルシスを迎えるという。
ありがちっちゃありがちかも知れないけど、主人公にそんなに感情移入しなかった為に完全な第三者目線でそのカタルシスを観れたのは良かったな。
父の若い頃と平行して描かれるのも、そこにある色々な想いが見れて良かったです。
まぁ時々ティムなのかジェフなのか見分けつかなかったりしたけど…(これは私が悪いと思う)
あとジェフのちょこちょこ出る身勝手な感じは観ていて少し「うーん」としてましたが、レコ屋でのシーンは「こんな奴とレコ屋行きたくないわ(笑)」と思いながら、でも楽しそうだったな。
でも恋愛に関しては結局あれは進展しないままだったのでしょうかね。
女の子はラストのあれが最後だと覚悟していたような感じでしたが。
その後有名になって迎えに行ってハッピーエンドという夢溢れるラストにならなかったのは有難い限りです。
ってことで、調べればわかるかもしれませんが調べないでおきます。どうなのかなーって思いつつ自分にとって良いラストを思っていられるのもいいことですしね。
そしてノンフィクション系の作品のあの文字でのその後。
あれやっぱやたらと心に来るんだよな。そこまで思い入れなくても感情移入してなくてもあれ観るとグッとくる。
謎の効果があります、あれは。