忘れることに備える記録

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アジョシ

THE MAN FROM NOWHERE

2010年制作 2011年日本公開 韓国 119分

監督:イ・ジョンボム

キャスト:ウォンビン、キム・セロン、キム・ヒウォン、キム・ソンオ、タナヨン・ウォンタラクン

過去の出来事が原因で心に闇を抱え、街の片隅で質屋を営んで生きる男テシク。隣に住む孤独な少女ソミは、テシクをただ一人の友達として慕っていたが、ある日、ソミが麻薬中毒の母親共々犯罪に巻き込まれ、組織に誘拐されてしまう。

ソミを救い出すため、立ち上がったテシクは… 

 

ってことで宣言通り『アジョシ』を観ました。

傑作と呼び声高い作品ですが、結果としては個人的には『泣く男』の方が好きかな。

って言ってもこういう作品って先に観たものの方が気に入るもんですからね。多分『アジョシ』を先に観てたら「『アジョシ』傑作だわー」とか言ってる可能性大(笑)

でもウォンビンよりチャン・ドンゴンだな。ってかウォンビン初めて見ました。今までジョイマンの「ウォンビンビール瓶」ってネタくらいでしか知らなかった(笑)

そしてどっちも共通して思ったのが、どっちも若干粗いというか詰めが甘いというか、もう少し!と思わせる、何かが足りない。

まぁどっちもそれなりに面白くて楽しめたんですが。

でもやっぱ個人的には『泣く男』をオススメします。


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映画『アジョシ』予告編 - YouTube

 

 

以下ネタバレあり

 

 

 

 

 

 

 

 

街の片隅で質屋を営んでいる世捨て人風の男と、隣人の少女の触れ合いを描くお話ですって言うとハートウォーミングな感じに聞こえますが、皆さんご存知の通りそんな話ではありません(笑)

『泣く男』に比べると低予算なのか大掛かりなアクションシーンはないですが、ラストの1ルームアクションシーンはなかなかキレッキレで満足です。

でも『ザ・レイド』好きとして低予算アクション部門で大満足とは言えない(何様なのか)

テシクの過去もわかるんですが、足りないような…。この監督は過去を描き切らないこだわりがあるんですかね…でもその割には過去に何かあるタイプの男が多いですよね。じゃあもっと描いてくれても…と思うのですが…察しろってことですかね、そういうことですかね。

あとソミが目をくり抜かれなかったのは役名忘れたけどタナヨンの演じたあの人が助けてくれたんだよね。でもあまりにもサッパリしてて、もっと彼をクローズアップしてあげても良かったんじゃないのかとか…

でもそしたらだいぶ長くなっちゃうか。

 

あと個人的にキム・ヒウォンが(笑)

『泣く男』でも微妙な悪役だったけど、今回もまた何とも言えない悪役。

いや、一応ボスなんだけどね。この人の顔は1度見たら忘れなそうな、今後も多分見たら多分ちょっと笑っちゃう(笑)

悪役以外の彼もちょっと見てみたいな。

それにしても最初主人公がウォンビンとは知らず「線の細い人だなー」と思って観てたんですが、脱いだらムキムキだった。さすが韓国。

でもスーツを着ると細く見えるから不思議。

まぁ個人的にはチャン・ドンゴンくらいのムキ感が好きです(笑)

 

数年振りに結構ガチの風邪をひいて病み上がりで観たので感想が少ない…

熱で仕事を休んだのでゴロゴロしながら映画観ようと思ったのに、あまりにもきつくて本当に寝て過ごして終わりました。そんなもんですね。

 

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